「まだ動けるし、まだちゃんと判断もできるから」と思っているうちこそ、実は暮らしをシンプルに、小さくまとめる絶好のタイミングだったりするんですよね。
こんにちは。最近、キッチンで「よっこいしょ」が口癖になりつつある私です。先日、大事にしていた大皿を洗っているときに、手が滑りそうになってドキッとしました。その瞬間に、「ああ、これはもうちょっと私には重すぎる皿なんだな」と痛感したんです。
体力が落ちてからモノの整理をするのって、正直しんどいし気力も判断力も衰えているから、どんどん億劫になってしまうもの。でも、まだまだしっかりしている今のうちに、キッチンの「重い荷物」を少しずつ降ろしていくことにしました。
今回は、実際に私がやってみて「もっと早くやっておけばよかった!」と心底感じた、キッチン周りのダウンサイジング奮闘記をシェアしますね。
重い食器から軽い食器へ
昔から、来客用にと立派な陶器や厚手のガラス皿を揃えてきたんです。でも最近、その皿を取り出すのがなんだか面倒で。重たい食器は出し入れのときに手首に負担がかかるし、洗うときにはシンクでぶつけないようすごく気を使いますよね。そのうち「出すのが面倒だから」といつも同じ軽い皿ばかり使っている自分に気付いて、思い切って重いけど値が張った皿は卒業することにしました。
代わりに選んだのは、とにかく軽い薄手の磁器や割れにくい強化ガラスの食器。これがかなりラクで、一枚を片手でサッと取り出せるし洗うときの負担もグンと減りました。食器が軽くなるだけで、不思議と「今日はちょっと手をかけた料理を作ってみようかな」と前向きになれるから、自分でも驚いています。
炊飯器はコンパクトに
家族に合わせて買ったものでしたが、今ではそんなに大量に食べないし、内釜が重くて洗うのも大変。それに場所を取るので、つい億劫になってしまいます。
そこで思い切って3合炊きのコンパクトな炊飯器に買い替えたところ、まず見た目がキッチンにすっきり馴染み、内釜が軽いため洗うのも楽に。よく「大は小を兼ねる」と言いますが、キッチン道具に関しては「今の自分に合ったサイズを選ぶ」が案外正解だなと思った瞬間でした。
足元マットはいらない
台所にはマットが必須と思い込んでましたが、厚手のマットは段差ができて、急いでいるときに足を引っかけそうになることが増え、だんだん怖くなりました。洗濯だって大変で、乾きにくいし、重いから扱うのが面倒。
試しにマットを撤去してみたら、つまづきの心配が無くなったのはもちろん、床をさっと拭くだけで掃除が終わるし、洗濯の手間もなくなり、なんだか心まで軽やかになった気分です。
意外と扱いやすい100均のまな板
頑丈な木製や厚手のプラスチックまな板は切る時の音や感触はいいけど、出し入れの際に何かと気合いが必要ですよね。そこで100均の薄いまな板シートに変えたら、これがめちゃくちゃ便利で感動しました。軽くて切った食材をそのまま鍋にポイっと移せるし、汚れが気になったらすぐ新しいものに替えられて清潔に使えます。「安っぽいかな?」と心配してたけど、気楽さが何より心地よく、「高価なものを大事に長く使う」もいいけど、「自分の暮らしをもっとラクにするものを使い倒す」ことも十分アリだと感じました。
鍋の数を見直す
ずっと棚の奥に置きっぱなしで使わなくなった蒸し器や特別な天ぷら鍋。いつか使うかも、という「いつか」はもう来ないものと割り切ってしまいました。日常で使うのは、小回りが利く注ぎ口つきの片手鍋と、深めの両手鍋の二つだけで大抵のことは間に合います。これだけ減らすと棚のスペースが空き、鍋が重なり合って取り出すのに苦労することもなくなり、キッチンに立つ時のストレスがかなり軽減されました。
まとめ:判断力のある今だからモノを縮小する
こうして身軽になったことで実感したのは、モノを減らすのが「諦め」や「不便さ」じゃなくて、むしろ「今の自分を大事にするための前向きな選択」だということです。道具が軽くなると自然と動きも軽くなる。動きが軽くなると料理への気持ちも自然と明るくなります。
「まだまだちゃんと判断できる今だからこそ、暮らしを変えられる」んだと改めて思いました。もしよかったら、まずは引き出しの奥に眠っている「最近使っていない重たいお皿」を一枚手にとってみませんか?その一枚を手放した瞬間から、明日からのキッチンがちょっとだけ軽やかに、明るく感じられるかもしれませんよ。


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